美しい自然がこんなところにあるんだなと感じた六義園
東京都文京区駒込、東京郊外にある都立庭園「六義園」も美しく素晴らしい場所です。
地方で東京を想像すると、どの場所も都会でにぎやかなイメージがあるのですが、東京郊外にはまだ自然がたくさん残っている所も多く、何となく安心してしまうような場所も実は多いのです。
仕事に疲れたり、友人関係などがぎくしゃくして心が疲労しているな・・・と感じた時、自然を感じられるところに出かけるのですが、この都立庭園の六義園もその一つ、この園内に入るといきなり空気が変わって澄んだ空気の中に入っていくようで本当に気持ちがいいです。
山手線の駒込駅から歩いて10分程度です。
できればお天気のいい日に行きましょう。
気持よさが倍増します。
駅から降りてすぐに見えるのですが、正門と駅は真逆にあるので少々歩きます。
でもこの歩く時間ものんびり、気持がいいのです。
六義園は秋が最高
六義園はなんといっても紅葉の時期が最高です。
もちろん、新緑の頃にも気持ちがよく緑が目にまぶしくてすがすがしい気持ちになりますが、紅葉の季節に行くと本当にここが東京なの?と思ってしまうほどです。
思わず息をのむ美しさ、という表現がぴったりです。
大きな大きな紅葉、茅葺屋根と紅葉が見事にマッチして、どこか片田舎にきたような錯覚を覚えます。
日光にあたってキラキラと輝く紅葉を見ていると、時間がたつのを忘れてしまいそうです。
高齢の方がカメラを片手に美しい紅葉を撮影されていたり、カップルがのんびりお散歩しながら歩いていたり、時間がここだけゆっくり過ぎているように感じます。
中央には大きな池があり、この池と紅葉のコントラストが本当に美しいのです。
池の中を悠々と泳ぐ鯉も、心を鎮めてくれるポイントです。
紅葉の季節はライトアップあり
六義園は紅葉の季節、美しく真っ赤に色づく紅葉をライトアップしてくれている期間があります。
11月中旬くらいから12月初旬位まで、紅葉が赤く色づく頃になると「紅葉と大名庭園のライトアップ」として、美しい光と紅葉の饗宴を見せてくれるのです。
いつもは夕方5時で閉園する六義園ですが、この時期は夜9時まで入園できるので、この美しい夜の六義園も見てほしい東京の名スポットです。
ゆっくりゆっくり・・・時間をかけるほどに心が落ち着きます
こういう場所はサッとめぐるのではなく、時間をかけてゆっくり歩きたいものです。
時間をかけてのんびり歩くと、嫌な事も少しずつ「たいしたことないか」と思えるようになります。
一人暮らしを開始して行き詰っていたころ、ふとここにきて、ああなんだかいつもせわしなく感じていたのは、自分の心のせいだったのかな?なんて思えるようになりました。
気持に余裕がないなと感じる時、この場所はオススメです。