シアリスとは

ED治療薬について知っている人はどれだけいるでしょうか?現在国内には中等度EDが870万人、完全EDが260万人合わせて1130万人いると推定されています。
日本の人口が1億人程度ですから、その1割に当たる男性が悩まされていると考えると、かなり多くの方がEDについて悩んでいることがわかります。ここでは、ED治療薬として認可されたシアリスについて紹介します。

シアリスとは

シアリスは、アメリカ・イーライリリー社で開発され、欧米で認可されたのは2003年です。すでに世界100か国で1千万人以上の人に投与されています。世界的にみると、バイアグラ、レビトラと並ぶ三大ED治療薬の一つです。患者さんにとって焦りやプレッシャーのないED治療の新たな選択肢としての地位を確立し、2013年8月に世界市場においてシェア第1位、当院でも2017年からシェア1位となっています。

国内では、日本イーライリリー社から2007年9月に発売されました。日本のシアリス販売は現在、日本新薬が担当をしています。海外では持続時間の長さから「ウィークエンド・ピル」と呼ばれるほど人気の高いED治療薬です。
ちなみに、「ウィークエンド・ピル」とは「週末に飲んで休み中はいつでも好きな時に」という意味が込められています。

シアリスの人気秘密は最大36時間の持続性

シアリスの最大の特徴は、36時間とED治療薬の中では最大の持続時間を持つことです。バイアグラだと4時間、レビトラの場合は、4~8時間です。それと比べるとはるかに長い時間持続するので、その効果は夜服用すれば、翌日、明後日の朝まで効果が持続します。
このような場合、バイアグラやレビトラなら2回は服用しなければなりません。しかし、シアリスの場合1回の服用で済みます。
シアリスはこの圧倒的ロングパワーが人気となっています。

患者さんにとって焦りやプレッシャーのないED治療の新たな選択肢としての地位を確立し、2013年8月に世界市場においてシェア第1位、当院でも2017年からシェア1位となっています。
引用:シアリスの正しい服用方法と処方【浜松町第一クリニック】

シアリスの発売時期はバイアグラよりも遅かったにもかかわらず、シェアはバイアグラに迫る勢いのED治療薬です。

ここが知りたいシアリスの特徴

シアリスの持続時間を36時間と聞いて、内心「そんなに長く効いても困る」という人もいるはずです。または、「36時間勃起したままなのか?」と心配する人もいらっしゃるでしょう。シアリスを飲むと、性的な刺激をすると勃起するという作用なので、服用した後に勃起したままになることはありません。射精すれば元通りになります。そのため日常生活に支障はありません。また、シアリスの場合服用中にお酒を飲んでも問題ありません。ただ、あまりにも飲みすぎるとシアリスの影響が衰えてしまうので注意が必要です。さらに、満腹だと効きにくいので、食事をしたら、1時間くらい空けてから服用しましょう。シアリスもバイアグラやレビトラと同様空腹時に飲むと吸収がいいと覚えておくといいでしょう。