
おみやげの豊富さが自慢の福岡
先日地元で友人の結婚式があった都合で数日福岡に里帰りをしてきました。
会社を少し長めに休んでしまったこともあり、同僚や上司にいつもより多めに福岡みやげを買っていったのですが、そのときの反応がとてもよかったのが嬉しかったです。
もともと福岡はおいしい食物が多く名物みやげもたくさんあることで知られています。
その中でも地元民である私が厳選をした福岡を代表するおみやげをチョイスしていったこともあり、会社で配ったところあっというまにみんな食べてしまい足りないとまで言われてしまいました。
中にはそのあとネットで自分で取り寄せをしてみたという人もいたくらいで、いまさらながら福岡のお菓子のレベルの高さを実感した次第です。
福岡のおみやげにはたくさんの種類があるのですが、その中でも代表格とされているものに東雲堂の「にわかせんぺい」があります。
ちなみに「せんぺい」となっているのは誤字ではなく本当にそういった名称がついているので誤解しないでくださいね。
にわかせんぺいは漢字では「二○加煎餅」と書き、福岡郷土芸能として残っている博多仁和加をそのままおせんべいの形にしたものです。
シンプルな甘いおせんべいですが、シンプルだからこそ長く愛される有名銘菓として知られています。
参考>>にわかせんぺい本舗 | 東雲堂
福岡といえばあまおうを使ったお菓子
福岡のおみやげでもよく見るのが、特産品の「博多あまおう」を使ったお菓子です。
「博多あまおう」は全国でもトップクラスの知名度をほこるいちごのブランドで、「あかい・まるい・おおきい」の三拍子そろったおいしい果物です。
いちごそのものは残念ながらあまり日持ちをしないためおみやげにすることができませんが、それを加工したおみやげお菓子には大変優秀なものが多く、あまおう本来の風味を損なわず充分に引き出す形で作られています。
中でも私がお気に入りなのが「あまおうチロリアン」です。
チロリアンは博多に本社をおく千鳥屋というお店が作っている代表的な和菓子ですが、その中のクリームにあまおうを入れたのが「あまおうチロリアン」です。
チロリアンとは中央が空洞になった筒状のロールクッキーなのですが、その中にたっぷりとクリームが詰め込まれています。
姉妹品に「あまおうゴフレ」という薄いくて丸いウェハースクッキーの間に同じくクリームを挟み込んだものがあり、どちらか好きな形状から選ぶことができます。
どちらも味そのものは大差はないのですが、食べやすさとクリームの存在感ということでいうと「あまおうチロリアン」の方が気に入っています。
九州のさつまいももおすすめ
もう一つ女性に大人気の食材が「さつまいも」です。
九州のさつまいもというと鹿児島が有名ですが、博多のお菓子にもスイートポテト風味のものが多く見られます。
おすすめは福岡市東区にある二鶴堂の「博多ぽてと」です。
「博多ぽてと」はじっくり時間をかけて焼き上げたスイートポテトで、口にしたときのしっとり感と芋本来の風味が感じられるまさに銘菓です。
そのまま食べてもおいしいのですが、この「博多ぽてと」はオーブンで表面を軽く焼くとまた違ったおいしさになるのでもし買って食べるならその場で開けるのではなく自宅でちょっと一手間かけるようにしてみてください。