浅草をぶらり旅

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意外と地元民は行かないらしいけど

東京に引っ越してきてからしばらくになりますが、東京生まれ東京育ちという人ほど実は都内の有名観光地には行ったことがないということもあるみたいです。

私なんかは小学校のときの旅行で東京タワーに来て以来、何度か都内の名所は回る機会があったこともあり、中には私の方がいくつかの場所のことを詳しく知っていたこともあったくらいです。

そんな都内の観光地ですが、これまで行きたいと思っていながら行きそびれていたのが浅草です。

年末などの時期になるとテレビのニュースなどで外国人観光客が大勢浅草の雷門周辺で写真を撮っている様子なんかが出ますが、それにもちょっと憧れていました。

浅草についてガイドブックをいろいろと読んでみたところ上手に回れば半日くらいでもかなりのところを見て回ることができるとのことだったので、自分なりにルートを計画して先日さっそく出かけてみました。

もちろんスタートは雷門からです。

浅草から上野までをのんびり散策

多くのガイドブックで紹介されていたのが、浅草から上野までの道のりを見て回っていくという方法です。

途中には仲見世表通りから浅草寺までの道があり、そこから下町らしい風景が広がっています。

その気になれば落語芸術協会の寄席を見ることもできたり、若手のお笑い芸人たちのステージを見ることもできたそうですが今回は時間の都合もあってとりあえずそうした観劇はカットすることにしました。

雷門は思っていたよりもずっと見つけやすく、東京メトロ銀座線の浅草駅から降りてほとんど真ん前に見ることができました。

何度も映像や写真で見てきた門ですが、実際に目にするとやっぱり「おおっ」という感想を持ちます。

やっぱりたくさんの観光客がいました。

そこからすぐ前に続いていく仲見世表通りではいかにも下町らしいおまんじゅうや着物など伝統的な和文化のおみやげ屋さんが並んでいました。

食べ物屋さんも天ぷら屋さんやすき焼き屋などいかにも外国人観光客を意識しているらしいところがおもしろかったです。

特徴的な建物が多い仲見世表通りですが、中でもひときわ目を引くのが雷門の向かい側にある「台東区立浅草文化観光センター」で、建築家の隈研吾氏によって作られたという個性的な外観をしていました。

中に入ってみると浅草の観光名所案内や東京スカイツリーまでの景色を見ることができました。

あえておしゃれなカフェを選んで入ってみる

少し歩いてお腹が減ったので何を食べようかと思ったのですが、あえて選んでみたのがおしゃれなカフェでした。

もともとカフェ好きというのもあるのですが、下町の中にあるおしゃれカフェというのもいいかなと思ったからです。

入ったのは隅田川沿いにある「カフェ ムルソー」というところで、川べりに面した景色を見つつも趣味のよいインテリアに囲まれておいしいスイーツを食べることができました。

観光地浅草ということでそれなりのお値段がするのかと覚悟はしていたのですが、意外とケーキ類は400円くらいのものばかりでいくつか試してみたい気持ちにもなりました。

上野までの道はまっすぐでわかりやすく、そこまで出るとさすがに都心部だなという雰囲気に変わりました。

この短い距離の中で大きく景色が変わるというのも東京という場所の不思議なところですね。