
都心部とは違った雰囲気が魅力の街
私が東京に引っ越してからずっと遊びに行きたいと思っていたのが吉祥寺です。
吉祥寺といえば、JR中央線と京王井の頭線の2つの路線が乗り入れする駅を持ち、新宿・渋谷から約20分でアクセスできる好立地にあります。
引っ越しをするときにこの2つの路線でいくつか物件を探したのですが、やはり人気の場所であるせいかとても家賃が高くなかなか希望がかなうところを見つけることができませんでした。
ですが今住んでいるところから吉祥寺まではそう遠くはないところにあるので、これから何度か通って新しいスポットを見つけていきたいとは考えているところです。
吉祥寺の魅力は、都心部のビジネス街からほどほどの距離にあるということで都会らしい雰囲気と自然の中の風景とがうまくマッチした過ごしやすい風景になっているところです。
井の頭公園といえば都内に住む人達のオアシススポットですし、周辺にはおしゃれな隠れ家的カフェもたくさん営業をしています。
また住んでいる人も多く昔ながらの住人も多いことからお店もたくさんあり、わざわざ遠くに出かけなくても近いエリア内でいろいろと買い物をすることができます。
実際にそこに住んでいるわけでなくても、吉祥寺駅を降りてちょっと歩くだけでも地に足の着いた生活感を感じることができるのが本当に素敵だと思います。
吉祥寺で最初にやってみたかったこと
吉祥寺に行きたかった理由はいくつかあるのですが、その中の一つが「カフェめぐり」です。
昔から私はカフェが大好きで、地元福岡でも人気のカフェはチェックをしては休日ごとに巡り歩いてきました。
吉祥寺のカフェは都内でもレベルが高いことでも有名で、知る人ぞ知る銘店の多さでいけば東京ナンバー・ワンと言ってもいいんじゃないかというくらいです。
吉祥寺エリアでも銘店が粒ぞろいなのが「ハモニカ横丁」で、パスタ好きなら一度は行ってみたい有名店の「スパ吉」や、名前からして引かれる「カフェ モスクワ」なんてお店が営業をしています。
ラーメン激戦区であることからそちらも気になってはいたのですが、やはり最初は自分の好きなものということでまず選んだのが人気のベーカリーカフェの「リンデ 吉祥寺本店」です。
本格ドイツパンを食べながら近所を散策
「リンデ 吉祥寺本店」といえば、ありそうでなかなか見られないドイツパンの専門店で、場所はサンロード商店街の中にあります。
店名の「リンデ」とは実際に吉祥に暮らされていたドイツ人宣教師の息子さんなんだそうで、病気のため20歳の若さで亡くなられたんだそうです。
お店で扱われているパンはちょっと珍しくも素朴な味わいのものばかりで、2Fのイートインスペースでそのまま食べることも、もちろん持ち帰ることもできるようになっています。
お気に入りのパンを幾つか買ってみたのですが、一番に気に入ったのはライ麦パンとして売られていた本当にそのままのパンです。
食レポはあまり得意ではないのですが、その飾り気のなさが一層美味しさを引き出してくれるとてもぬくもりを感じさせてくれる味でした。
買ったパンは全部そこでは食べず、いくつかを持って吉祥寺周辺を回ってみました。
その日はとてもよい天気であったことから井の頭公園にもたくさんの人がおり、そんな家族連れの人たちに混ざりながらおやつに残りのパンを齧ったりして過ごしました。
今度行くときにはもうちょっとがっつりと、油そばなんかにも挑戦をしてみたいと思っています。